看護師和田 さん

子どものケガや病気は突発的。
迅速かつ適切なケアが鍵。

保育園での看護師の仕事は、ひとことでいえば子どもたちの体調管理です。思いがけないケガとか発熱などの症状から、みんなを守る役割です。“あすなろ”にはいま、私を含めて2名の看護師がいます。私は1歳児のクラスの担任を務めながら、園全体の子どもたちの体調管理を行っています。

“あすなろ”の子どもたちは、すごくしっかりしていて、言うこともちゃんと聞いてくれるので、ケガをしてしまったり病気にかかってしまtたりする子どもは幸い多くありません。でも、ときどき思いがけずケガをしてしまったり、熱を出してしまったりすることはもちろんあります。

そのため、この仕事は緊急対応であることがほとんど。「転んでしまった子がいます!」と急に呼ばれて駆けつけることが当たり前にあります。この仕事ならではのむずかしさですね。

園内での子どもたちをケアすることだけが
私たちの仕事ではありません

ただ、園内での子どもたちをケアすることだけが私たちの仕事ではありません。たとえば月に1度の身体計測の結果を見て、ちょっとやせ気味、逆に太り気味の子がいれば、おうちでの食事や間食の様子をうかがって、必要に応じてケアしていきます。それもまた私たちの大事な役割です。

今担任をしている1歳の子たちは0歳のときから見ているのですが、最近、みんなしゃべれるようになりました。あと1年もすれば歌を歌えるようになるので、それが本当に楽しみです。

子どもがより楽しく、
より安全に遊べる保育園をめざして。

もともと子どもが大好きで、前に勤めていた病院でも小児病棟の配属を希望していたんです。でも、残念ながらそれはかなわなくて。そのあと学校に入り直して養護教諭の資格を取るなど、どうしても子どもたちと一緒にいられる仕事がしたくて。 だから“あすなろ”で働けると決まったときは、やっと希望がかなってすごくうれしかったです。

Message

ケガをさせないようにとケアをしすぎると、「あれをしちゃダメ」「これもダメ」となり、子どもたちは遊んでいても楽しくなくなってしまいます。そのバランスをうまく取ることが、今の課題ですね。

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